平成16年7月1日

電気電子工学科がJABEE技術者教育プログラムに認定されました

鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業生の皆様
電気電子工学科教育改革委員会

   お元気でご活躍のことと存じ上げます。
   電気電子工学科は、受け入れた学生が、学生時代に実力を付け、将来国際的に通用する技術者として育つような教育を目指して、教育改革を継続しております。 日本の工学部や理工学部の工学系学科での専門教育は特定の工学分野の学問体系を教授する教育となっております。最近、国際的整合性の立場から、日本の工学教育について、欧米の工学教育における「工学教育の品質を保証するプログラム」の考えの取り入れを含め、種々検討されてきました。そして、その結果として、1999年11月に日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board of Engineering Education、略してJABEE(ジャビー)が設立され、大学等での技術者教育が評価・認定の対象となりました。
   技術者資格の国際的相互承認の前提として、技術者教育の相互承認が、主に英米式認定制度(自己点検結果と教育成果の外部評価による評価・認定制度)を基に、進められております。たとえば、米国,英国,カナダ,オーストラリア,ニュージランド,アイルランド、南アフリカ,香港が一つの国際相互承認協定としてのワシントンアコード(Washington Accord)を結び,同様の認定制度で技術者教育の相互承認を行っております。それは、加盟各国が米国での技術者教育(工学教育)のアクレディテーション機関であるABET(Accreditation Board for Engineering and Technology:米国工学教育認証会議)の認定方式に準拠(又は一部修正)して認定した「工学教育プログラム」の卒業生を同等の能力と認め合うものであります。現在、日本は、ワシントンアコードへの暫定加入が認められております。
   我々電気電子工学科は、平成8年(1996)のカリキュラム検討委員会の発足、平成10年(1998)の研究公開授業の開始と、粛々と、教育改革に取り組んできました。これらの成果に対する評価を受けるためにJABEE認定審査を受審することを決め、2003年10月13日(月)から15日(水)まで実地審査を受け、その結果、卒業生をはじめ関係諸氏の献身的な努力認められ、認定されることが決定し、JABEE認定学科の名誉を手にしました。
   従いまして、平成15年度卒業生から、鳥取大学の電気電子工学科の卒業生は、JABEEが認定した「工学教育プログラム」の修了生として公式に認められることになり、欧米と同等の能力が保証されることになります。
   なお、認定プログラム名は、電気電子工学科、認定分野は、電気・電子・情報通信および関連分野です。
   卒業生の今後のご活躍を祈るとともに、本学科へのご協力を切にお願い致します。