■ 電気電子工学科紹介■

近藤 克哉

工学部 電気電子工学科長

鳥取大学大学院工学研究科

情報エレクトロニクス・コース長/専攻長

鳥取大学工学部電気電子工学科は,電子情報制御分野(情報通信工学研究室,信号処理工学研究室,システムデザイン研究室),電気電子システム分野(電磁エネルギー応用工学研究室,画像工学システム研究室),電子物性デバイス分野(電子物理工学研究室,電子材料工学研究室,光エレクトロニクス研究室,固体電子工学研究室)から構成され,活躍舞台の大きい「電気電子工学」の幅広い教育と研究を行っています.

教育について,学生一人一人に対してきめ細かな実践が特徴です.入学時の「入門ゼミ」,年度ごとの緻密なオリエンテーション,チューターと学級担任による個人指導や教育生活支援に始まり,数学,物理,電磁気や回路など自然科学・電気電子工学基礎科目,人文社会や語学など教養科目をベースに,プログラミング,電子計算機,制御,電力,電子物性,半導体などの専門知識・技術を学んでいきます.また,これら科目の演習,電気電子工学実験や卒業研究など工学技術者に必要な,課題の把握や解決能力を養っていきます.これらが基礎知識・技術としてしっかり身につくよう,実践的となるようカリキュラムを組んでいるのも特徴です.10年前の2003年には日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定も受けています.

研究について,無線通信,音声信号処理,画像処理,コンピュータビジョン,風力発電,太陽光発電,移動ロボット,マンマシンインターフェイス,次世代メモリ,機能性電子材料,半導体光エレクトロニクス,有機半導体などに関して行い,4年次には,これらをテーマにして卒業研究に取り組みます.そして本学科卒業生は試験によって,大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻の博士前期課程および後期課程に進学し,世界各国の研究者と競い合いながら独創的な研究者として成長していきます.現在6割近くの多くの学生が大学院に進学し,高い水準の研究成果を上げています.大学院においても「電気電子工学」の教育理念に沿って,活気ある研究・講義を実践しているところです.

また共同研究や受託研究などを含む科学技術研究の実施による学術の産業界への応用展開や科学教室の実施など社会貢献にも力を入れています.電気電子工学科は,高度な専門教育を達成する責任ある学科として,教育に全力を尽くし,研究に励み,社会のニーズに応えるべく,そして社会で活躍できる人材を育成・輩出すべく,教職員と学生が一体となって,今後もより一層の努力と研鑽をしていく所存です.